大学の実学志向と採用活動について

6月からブログページを立ち上げました。
これから定期的にお役立ち情報を掲載していく予定ですので、ぜひご覧ください!

さて、初回のテーマは

「大学の実学志向と採用活動」についてです。

突然ですが、現在採用において「学校の勉強は現場では役に立たない!」と一概には言えなくなってきていることをご存知でしょうか?

一体なぜでしょう。
私達はその理由を「大学の実学化」にあると考えます。

様々な議論がありますが、少なくとも昔(1980年代)と比べ、学部名や学科名はかなり専門的になってきています。
当プロジェクトのアプローチ先大学からも分析をしてみると、おそらくいま部長・課長クラスの職にある方が学生の頃には考えられないような学部・学科の細分化が見てとれます。

中でも“理系”はその傾向が強く、本当にピンポイントな勉強や研究を行っていることが窺えます。
このような現場的な学習・研究形態がトレンドとなりつつあることが冒頭の理由といえます。

「いやいや、それでも使える人材は現場でなければ育たないよ!」

と思う方もいらっしゃるかと思います。
確かにそれは間違いではありません。

ですが

“学生が即戦力になり得る実学的な分野を修了しているとしたら”

それを活かさない手はないでしょう。

専攻分野と仕事がマッチすれば、その人材のスタート地点は大きく変わります。
つまり「実学化」を認識した上で採用し、さらに必要な知識や技能を積み上げていくことで、効率の良い人材育成が達成できるのではないでしょうか。

「今後特定の(新たな)事業に力を入れていきたい」と考えたとき、“その分野を学んできた若者を見つけ育てること”が、事業発展への近道なのかもしれません。

そのあたりのビジョンを明確にした企業様もSo-Matchへご参加いただいております。
特に中小企業の採用担当者の皆様には、ぜひ参考にしていただきたく思います。

企業一覧はこちら

※なお、ご希望であれば学校側からの関心度が高い「履修履歴面接」についての書面をお送り致します。
是非お気軽にお問い合わせください。

※画像は写真AC様より使用