インターンシップの実習生とセミナーを行いました【投資編】
もっとも、今回の話がどの程度ご本人の役に立ったかは分かりません。ですが少なくとも、就職活動を“お約束通りの手法”で進めていくことに果たしてどれだけの意味があるのか、そんな問いかけをすることはできたと思います。当然ですが、基本的なマナーはとても大事です。でも、“お作法”に注目することだけが、就職・採用活動ではないのも確かです。
それだけで人材は見極められないはずです。
昔、「人生いろいろ、会社もいろいろ」と国会答弁をして物議を醸した総理大臣がいましたが、確かにその通りなのかもしれません。「就活もいろいろ、会社もいろいろ」で良いのではないでしょうか。企業ごとに経営スタイルは違い、学生ごとに様々な個性や特徴があります。それを一つの決まったやり方で運用し続けることが、本当に世の中を良い方向へ導くのでしょうか。TPOをベースにしながら、たとえ今までより労力が要るとしても、その場その場で臨機応変に対応していく必要があると考えます。就職活動、もっと言えばその後の社会人としての生活、特に最近では「婚活」や「終活」等、様々な活動が謳われていますが、それについても同じだと思っています。全ての場面においてそれぞれに最適な方法があるはずですし、その方法を常に考え続けることが、これからの時代は必要なのではないでしょうか。
そんなことを感じた時間でした。
少しでも学生さんが「ああ、面白かったな!役に立ったな!」を感じてくれるような内容にしていきたいと、改めて気持ちを強くしたセミナーでした。
次回のブログでは、2回目のセミナー「年金のこと」について記載したいと思います。