「親子でお金のことを考える」プロジェクト

5月も終盤に入り、第一段階の就職活動・採用活動を済まされ、ひと息つかれたところかと思います。
今年度はコロナ禍真っ只中の昨年よりも、企業の採用活動の活発化などで既に内定を貰っている学生さんが多いというような話も耳にします。ですが中には「まだ希望職種からの内定は貰えていない……」という学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか。まだチャンスはありますので、是非もうひと頑張りしていただけたらと思います。

さて、このように就職活動が長引くと、いくらオンライン化などが進んでいるとはいえ、就職活動に必要な費用もかさんでくるのではないでしょうか。

何をやるにも絶対に付いてまわる“お金”
これまで何度も取り上げてきましたが、今回も“お金”についての話題です。(過去関連記事はこちら

皆さん、高校生までの間にお金のことについて学校で教えてもらったことはありますか?

筆者も含めてですが、おそらく大部分の方々は学校の授業でお金のことについて教えてもらったことは無いのではないでしょうか。あったとしてもネットリテラシーや携帯電話決済についての啓発授業などで「お金をむやみに使わない」といったような、あくまで保護者から見た“子どもの金銭トラブルを回避する”目的のものが多かったのではないでしょうか。

ところが学習指導要綱の改定で、2022年から高校の家庭科の授業でもお金のこと(資産形成など)について学べるようになりました。小中学校では既に新しい学習指導要領が導入されお金についての教育が始まっているそうですが、これは一貫してお金に関する知識や判断能力を身につけ、“自分の人生”において、将来設計をしたりリスクについて学ぶ…といった内容です。

海外ではあたりまえのように実践されていた“マネー教育”が、遅ればせながら日本でもスタートをしたのです。詳しいことは金融庁のホームページをご覧ください。

小学生向け教材(金融庁サイト)

中高生向け教材(金融庁サイト)

金融庁、もとい国がこのような事柄に力を入れているのは、今年の4月から18歳が成人になったということも起因しているようです。確かに、できるだけ早い時期からお金について知ることはとても重要なことだと感じますが、皆さんはいかがでしょうか?

もちろん話す人の中には「子どものうちからお金のことなんか知る必要はないでしょう」といった意見の方もいらっしゃいますが、「老後2千万円問題」などと騒がれる昨今、我々は特に重要な教育として注目しています。

このことからSo-Matchでは、弊社事業のNsportsとコラボして「親子でお金のことを考える」という企画を立ち上げ、特集しています。Nsports本誌の特集に加え、さらに掘り下げる内容としてYouTubeにも関連動画をアップしました!

是非ご覧いただければと思います↓↓↓

学生・保護者の皆さんは、これを期にお金について考えてみてはいかがでしょうか。

また現在就職活動中の皆さんで「金融については学んでこなかった…」という方も、今からでも遅くはありません。将来のためにも是非興味をもって学んでいただけたら幸いです。