新たな取組み「エコ材キャラバン」

毎日暑い日が続いています。

7月下旬になり、今年も半分以上が終わってしまいました。
秋に向けて、So-Matchプロジェクトの新たな取り組みを具体的に考えていきたいと思います。

前回記事でも軽く触れた、その内容の一部をお伝えしたいと思います。
So-Matchプロジェクトの運営会社である株式会社杏花印刷では、印刷工程で発生する余り紙を販売する「Kireppa」というSDGs企画を運営しています。

その「Kireppa」が、自社媒体である信州のスポーツ情報誌「Nsports」と連携し、昨年より県内高校の文化祭向けに余り紙や廃材を販売・配布する企画を実施しています。

7月に開催することが多い高校の文化祭向けに、工場廃材(段ボールや梱包材などの本来廃棄する物)活用してもらうことができれば、と考え昨年からスタートした企画ですが、今年は体制を整え、「エコ材キャラバン」と名前を改め募集したところ、今年は多数の高校からご応募をいただきました。5月から6月にかけて訪問した高校は東信~南信まで幅広く、計9校にのぼりました。

エコ材キャラバンの様子

実際に高校に出向き、生徒さんたちに段ボール等廃材の無料提供と、印刷工程で発生する端材やそれを製本したメモ帳などの一部販売活動を行いました。

筆者は上田市のとある高校に伺いましたが、「先生と生徒会でコミュケーションがしっかり取れているな」と率直に感じました。また生徒さんと話す中で、“機転が利いた”コミュニケーションがとれる生徒さんとも出会うことができ、大変良い経験でした。

「自分で足を運び、自分の目で確かめる」ということの大切さを改めて感じました。

これまでもお伝えしてきましたが、So-Matchプロジェクトでは高校生の進路、特に地元での就職についての情報提供ができるスタイルに内容を変えていこうと、検討をしています。

また、前述のNsportsとKireppaの連携企画にて、協賛企業・団体の募集も行っています。

まずは県内の高校と地元企業・団体の繋がりやきっかけをつくるところから、今後様々な展開を考えていければと思います。

高校生就職は、従来の手法から少しずつ変化をしていきそうです。「エコ材キャラバン」の2025年秋シーズンでは、職業高校からの応募があれば出向きたいと考えています。
特に採用の面で職業高校との関係性を持っていきたい、あるいは強化したいとお考えの企業の皆さん、ぜひ協賛のご検討をお願いいたします。

次回は「高校生の採用」について、少し掘り下げたお話をしたいと思います。